プジョー大阪中央 - インテークバルブの汚れ

インテークバルブの汚れ

[2016/04/15]店長・セールス課長 岡﨑英城 Hideki Okazaki

いつも大阪中央ブログをご覧いただきありがとうございます。
セールススタッフの岡崎です。

さて最近当社に修理で入庫される車両が、ほぼ同じ症状のものがございましたので皆様にお知らせいたします。

日本で発売中のエンジンは、エンジン・オブ・ザ・イヤーを獲得したピュアテック1200ccターボエンジンがございます事は皆様ご存知かと思いますが、もう一つにプジョーのメインエンジンであります1600ccターボエンジンがございます。

こちらのエンジンの特徴としまして直噴というシステムを使用しています。
直噴エンジンは優れた燃費とパワーを両立できるのですが、弊害として汚れが出やすいというい問題もございます。

例えば、こちらはインテークバルブという部分で、この下に燃焼室があります。

そしてこれが最近入庫の多い車両のインテークバルブになります。

どうです？
バルブの管の部分もその上の部分もスラッジがこびり付いているのがご覧いただけると思います。
ちなみにこちらは走行５万キロの車両になります。

こうなってしまうとバルブの動きが悪くなり、徐々にタイミングチェーンに負担がかかり、チェーンが伸びてタイミングがずれてしまい、エンジン不調、燃費の悪化、警告灯の点灯などの症状が出ます。
こちらを修理すると、日数もかかり、かなり大きな出費になってしまします。

こうならないようにするには、オイル交換は１年以内に5千キロから1万キロの間で交換する。
チョイ乗りが多い方は、たまに高速道路等でエンジンを高回転までよく回してあげる。
定期的にインテークの清掃、インジェクションクリーナー等をガソリン給油の際に入れる。（当社でも施行・販売しております）
などの予防策をしていただく事をオススメいたします。

普段は撮影しずらい部分ですが、タイミングよく写真を撮る機会ございましたので、ブログアップさせていただきました。

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